インドアゴルフ経営
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海外研修レポート【GOLFZON本社研修記】~その①~

2023.05.08
コラム

 いつもご愛読いただきありがとうございます。

今回は、ミニッツラウンドゴルフ代表木村に代わって

ARAVAGOLF事業加盟開発責任者の私、野田がインドアゴルフを運営するにあたって不可欠な装置である

『ゴルフシミュレーター』について、本場韓国の事情を交えてお伝えしていきたいと思います。

 

弊社が運営するインドアゴルフ練習場「ARAVAGOLF」では、全店舗に「GOLFZON」というメーカーのシミュレーターを導入しています。

GOLFZONは韓国の企業であり、日本での一般的な知名度は高くないかもしれませんが、本国の韓国では成長著しい有力企業として業界外からも注目を集めている存在です。

直近の売上高は約1,000億円程度とされており、これを日本の有力企業と比べるならば、スポーツ業界のデサント、エンタメ業界の第一興商、外食の日本ケンタッキーフライドチキンや松屋フーズなどと同等の規模を誇ります。

GOLFZON社はいまや単なるゴルフシミュレーター製造業にとどまらず、物販なども手掛ける総合企業に成長しており、韓国を代表する有名企業として広く知られている存在です。

 

さて、弊社は、そんな「GOLFZON」の日本法人である「GOLFZONジャパン」の正規販売代理店として、全国各地のインドアゴルフ施設にシミュレーターを卸しています。

その販売実績が評価され、先日韓国の本社より現地施設の視察に招待されました。

(2023年JAPAN最優秀代理店賞受賞)

そういった経緯で私・野田が、GOLFZON本社のご招待&研修を兼ねて

本場韓国に飛んで見てきたことを、今回お届けしているというわけです。

 

視察で訪れたのは、GOLFZONEが広く事業を展開するソウルと、直営アカデミーのあるテジョンの2つの都市です。

どちらの街でも、日本のインドアゴルフ事情にしか馴染みのない筆者にとっては新鮮な光景の数々を見せつけられ、大きな衝撃を受けて帰ってきました。

その貴重な体験を、2回にわたってみなさんに共有したいと思います。

 

 

雰囲気はまるで渋谷のIT企業!?

まず訪れたのは、ソウルの江南(カンナム)地区にある本社ビル「GOLFZONタワー」です。元々はテナントとして入居していたビルを、まるごと「一棟買い」して自社ビルとしてしまったという話からも、この企業の勢いがわかるというものです。

 

GOLFZON本社ソウルビル

cap1.ソウル江南地区にそびえるGOLFZONタワー

 

入館するとロビーはカフェスペースになっており、若い社員たちがにぎやかに意見を交わしています。

地下に案内されると、そこにはGOLFZONの最新シミュレーターが並ぶエリアが。

本社施設なので機材があるのは当然といえば当然ですが、ショールームや試打空間として機材が置かれているのではなく、社員たちの福利厚生のための施設だと聞いて驚きました。

フィットネススタジオも併設されており、勤務時間中でも自由にここでリフレッシュができるのだそう。

平日のお昼過ぎというコアタイムにも関わらず、多くのスタッフたちが仲間同士ラウンドを楽しんでおり、20〜30代の若者が多いのが印象的でした。

 

本場韓国のインドアゴルフ施設視察風景

cap2.GOLFZONソウル本社のスタッフ専用打席ブース

 

日本人としては、精密機器であるシミュレーターの製造企業=お硬い雰囲気の社風を想像していたのですが、そこに満ちていたのは明らかにIT企業の自由な空気でした。

GOLFZONという企業はゴルフ関連企業の範疇にとどまらず、優秀な人材がそこで働くことを目指す、最先端の企業であることがすぐに実感できました。

日本でいえば、渋谷あたりのITベンチャーに対する憧れに近いものがあるようです。

 

GOLFZON本社研究所

cap3.本社内には開発部門であるR&Dセンターや映像配信スタジオも(当然立ち入り禁止エリア)

 

ファイブスターホテルの地下に30打席!

次に訪れたのは、GOLFZON本社直営のスクール併設練習場である「GDRアカデミー」という施設です。

私たちが案内された「江南センターフィールド店」は、アカデミーの旗艦店という位置づけであり、GOLFZONタワーからクルマで20分ほどに位置する繁華街の著名な複合ビルの中にあります。

マリオットチェーンの最上位に位置する「ラグジュアリーコレクション」を冠する高級ホテルが入居する高層ビルの、地下駐車場直結というアクセス至便な立地に、30打席のインドアゴルフ施設が入居しているのです。

超一等地にその規模の施設が存在していることに、驚かざるを得ませんでした。

 

高級ホテル内に同居するGOLFZONインドアゴルフ施設

cap4.GOLFZON直営、GDRアカデミーのエントランス

 

さらに400もの月極ロッカーを備え、会員数は600名を超えるというのですから、日本のインドアゴルフ業界の感覚ではなかなか想像できない規模の施設です。

その会費は月額30,000円ほど。

立地が優れているとはいえ、韓国の物価水準から考えても決して安いものではありません。

日本であれば、都心にある個室の施設の料金帯に近いのでしょうが、仕切り壁のないオープンレンジスタイルにも関わらずこの金額のビジネスが成立している(=会員獲得ができている)のが、なかなか理解し難いところです。

 

利用しているのは、20〜30代の比較的若い層が中心で、GOLFZON本社で見かけたスタッフたちの姿とも重なります。

日本ではコロナ禍をきっかけに若いゴルファーが増えたとされていますが、練習場で見かけるのはやはりシニア層が多数派でしょう。

一方韓国では、明らかに若い層がプレーを楽しんでいるのがわかります。

カルチャーとしてゴルフが浸透していることを肌で感じ取れる施設でした。

 

GDRプラスがずらりと並ぶシミュレーションゴルフ施設

cap5.練習エリアはオープンレンジだが、VIP用の個室ブースもあり

 

 

個室ラウンドで1プレー@3,000円は高いか安いか

高額な施設がある一方で、大衆的な料金でカジュアルに利用できる店舗も多数存在しているようです。

GOLFZONのフランチャイズチェーンである「GOLFZONパーク プレイグラウンド」という施設も数ヶ所見学してきました。

ゆるやかなフランチャイズのため、運営スタイルは各店舗によりさまざまですが、こちらはおもにラウンド専用機が個室に設置してあり、ユーザーは1ラウンド単位でプレー料金を支払うスタイルです。

さきほどのGDRアカデミーと比べてぐっと現実的な料金体系となり、時間帯などにもよりますが、1ラウンド@3,000円ほどの料金で、個室でのプレーが可能なシステムでした。

 

土日料金が高いのかと思いきや、平日の夕方から夜にかけての時間帯がいちばん高く設定されており、仕事帰りに仲間同士で立ち寄って、飲食しながらラウンドを楽しむというスタイルが定着しているようです。

一見すると日本にもあるゴルフバーに近い感覚ですが、ソウルではもっとカジュアルな存在のようで、日本人的な感覚からすると仕事帰りにカラオケやボーリング場に行くのに近いイメージといえばわかりやすいでしょうか。

ラウンドしながらデリバリーの食事を頼むのが定番だということでした。

 

「GOLFZONパーク」は、先述した「GDRアカデミー」に比べれば小さい規模の店舗が中心ですが、それでも10室近い個室を擁する施設が多いようで、日本のインドアと比べれば大型店といえるサイズが一般的です。

 

さて、そうなると、気になるのは収支です。

そういった店舗が、果たしてビジネス的に成立しているのかどうか。

続きはまた次回、具体的な金額とともにお伝えしていきたいと思います。

 

 

シミュレーションゴルフ 実際の収支

cap6.GOLFZONPARKノンヒョン店内

 

To be continued…

 

 

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弊社は、2023年5/1付けにて

正式に、ARAVAGOLF事業の加盟募集を開始しました。

詳しくは、下記プレスリリース発表をご覧ください↓

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000087387.html

※法人のみ対象としております、個人の方からの問い合わせはご遠慮下さい。

今回も、長文最後までお読みいただき貴重なお時間頂けたこと感謝します。

 

ミニッツラウンドゴルフ ARAVAGOLF事業 加盟開発責任者 野田

 

 

◆ミニッツラウンドゴルフ株式会社◆

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お問合せTEL:080-4608-2214

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