インドアゴルフ経営
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コロナ終焉と共に24h無人ゴルフ店舗ビジネスの未来は?
コロナ終焉と共に24h無人ゴルフ店舗ビジネスの未来は?
と題して、今回は一歩踏み込んだコラムとしたいと思います。
ご存じのように都市部で流行している24h無人インドゴルフビジネスですが
そもそも、どうしてこの2年間こうしたブームが起きたのかを理解する必要があります。
弊社として理由は、下記2点あると考えています。
①フォトシンス社akerun、SAAS予約課金システムhakomono社を
始めとする新テクノロジーにより24h無人営業が実現可能となった。
②コロナにより、娯楽が激減し、巣籠需要が巨大市場となった。
(飲食業界ではウーバーイーツなど出張出前サービス、キャンプ需要や
ゴルフブームなど)
①に関しては、これまであったゴルファーの欲求、市場ニーズに対応することが
可能となった為、24hインドアゴルフブームとなったといえます。
これはゴルフ業界として健全な進化。
ご存じの通り、フォトシンス社は2021年秋に上場。
hakomono社もシリーズBで20億円を超える投資資金を集め、かなりの予算を宣伝広告費に
投下されております。
これからの投資資金が、市場の需要を喚起し、ブームが形成されたと言っても過言ではありません。
逆に言えば、ニーズがあるから需要を喚起できるわけで、ニーズもないところにはブームも起きません。
この点に関しては、①は長いゴルフの歴史的視点においても一つのトピックとして刻まれると考えています。
②は、ゴルフ業界に携わる人間として非常に危機感をもって感じなくてはいけません。
本記事を書いている2022年5月26日時点、オミクロンもだいぶ収まってきており
昨日の政府発表においても、毎月の経済市況発表においてコロナに関する記載を削除する、
との発表がなされています。
海外からの渡航も規制解除する発表も行われました。
私達の見立てでは、コロナ需要の反動、いわゆるリベンジ需要を起きる可能性が高いと考えており
24hインドアゴルフ市場としては、フォローの風は止み、無風。もしかするとアゲンストの風になるやもしれません。
ブームで踊らなければ損、という考え方もあればブームに踊らされるのは負け、という考え方もあります。
この10年を振り返っただけでも、太陽光発電ブーム・コインランドリーブーム・タピオカブーム、
小さなインドアゴルフ市場においても、ゴルフバーブーム・インドアゴルフスクールブーム・
今回の24h無人インドアゴルフブームなど、歴史は繰り返します。
【誰が一番損をするか?】
知識もなく、最後に市場に参入する人が損をします。
インドアゴルフビジネスは、繰り延べ資産償却やシミュレーター装置の償却(リースならリース代支払い)
の期間は早くて6年、7~8年かかる場合もあります。
そして、償却が終わったころに次の第2タームに向けて、また古くなったシミュレーション装置を買い直さないといけません。
経営は、短距離走ではなく、マラソン。
P/LではなくB/Sを重視した経営をお勧めします。
GOLFZON正規代理店の看板を掲げさせていただいている弊社が言うのもなんですが、、
インドア業界の構造は、装置メーカーとしては販売時に利益が出るので
その後、導入店舗様が利益がでても、失敗しても基本的には関係のない構造となっています。
又、最近一気に増えたインドアゴルフのフランチャイズ本部についても、もしかしたら
ブームを利用し『加盟金狙い』の本部も、一部あるかもしれません。
これらを正しい目で射抜き、2ターム15年間の腰を据えた長い時間軸の中で
継続して利益を出し続けるために、特に、このブーム終焉後を見据え、
エンドユーザーのゴルファーへ質の高いサービスを提供できる経営戦略が不可欠となります。
是非、これからインドアゴルフ業界に市場に参入される企業様には
どこに『付加価値があるのか?』を見つめながら経営判断いただき
しっかりとした腰のすえた事業計画を立てられることをお勧めします。
業界の健全な発展を願い、今回はこれで筆をおきたいと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
◆ミニッツラウンドゴルフ株式会社◆
お問合せTEL:080-4608-2214
インドアゴルフ業界10年、直営スクールからジュニア日本代表輩出の実績。
国内初のインドアゴルフ施工専門業者。新規参入企業様の転ばぬ先の杖に
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