インドアゴルフ経営
お役立ち情報
インドアゴルフ施工方法について
いつもコラムを見て頂き誠にありがとうございます、
ミニッツラウンドゴルフ代表の木村です。
さて、今回は、最近もっともお問合せの多い
『インドアゴルフ施工法について』
お伝えしたいと思います。
弊社はご存じのように、業界でももっとも古い10年前、
なにも知識がないまま、岐阜駅前にインドアゴルフスクールを施工しました。
その時は、まだゴルフバー中心にゴルフシミュレーターが普及していた時期ですので
業界No1のGOLFZONですら、スクール(練習施設)に対する深い造詣がなく
地元の工務店さんも、当然知識もなく、今から思えば素人が作った施設となってしまいました。
そのためオープン後、さまざまな問題に直面することとなり、、
特に稼働率が高まるほど、大変苦労をしてしまいました。。。
同じような苦労をする方を少しでも減らすことができるように、
ズバリ、注意点について書き出しておきたいと思います↓
◆インドアゴルフ施工における注意点、留意点一覧
①安全な施設となっているか?
⇒特にドライバー長尺+縦ぶりのユーザーでも安全か?
シングルレベルの方が、ウェッジ60度でバックスピン量8,500rpmにて
ショットした際、真上のボールが当たる付近に消防設備やエアコン、その他固い構造物が飛び出していないか?
バックスピンでゴルファーの顔や体に戻ってきたボールが当たらないか?
②品質を確保しつつ、施工コストを抑えることが出来ているか?
⇒業者に合い見積もりすると、3社見積もりで差額に500万円ほどでることもざらな業界です。
工務店さんは分からない工事に対しては、当然安全をみて見積もりを作ります。
悪気はなく、そうした見積もりとなってしまうのです。
意外にも、合い見積もりをとらず、地元の知り合いの業者さんに発注した時こそ、
インドアゴルフの施工は初めての経験となるので、こうした高額な見積もりのまま施工してしまっているケースも
散見していますので注意が必要です。
まずは慣れている業者さんと施工法が分からない業者さんとの差で、それだけ大きな差が出やすいことは
頭に入れておきましょう!
③高さ制限をクリアしているか?
⇒そもそも物件選定の際に見極めないといけない内容ですが、
インドアゴルフの一般的な施工基準は高さ方向3m確保が基準となります。
もちろん、居抜き物件の場合、一般的な天井高さが2.7m前後のことが多く
対象外となっていまいますので、天井をはつる必要がでてきます。
(簡単に天井をはつるといっても、下水管や梁、エアコンダクトが走っているなど
他の様々な問題が別途発生するので、簡単にはつればよいという訳にはいきません)
④防音対策は万全か?
⇒今年に入ってからも、愛知県にて防音対策が不完全な24時間無人店舗にて近隣住民の方と
トラブルが発生し揉める事案が発生しています。(もちろん弊社施工ではございません)
そもそも実は、騒音問題にも、しっかりとした基準があります。
全国の市町村、ほぼほぼ同じ騒音条例となっているのですが、平日昼間で58db以下、
夜間深夜は46db以下であること。と規制されていることが一般的となります。
詳しくは、インドアゴルフ店舗を出店されようとしている地域の役場にご確認ください。
一番高い音が鳴るのが、甲高い音で有名なPINドライバーで約100dbとなります。
この100dbをいかに規制db以下に、いかにコストを抑えながらクリアするかという戦いとなります。
施工実績のない工務店さんだと、そもそもこの基準値すら知識不足の場合が多く、施工後、
お店をオープンさせてから、真上の住居や隣のお店などから苦情が来て、大変な苦痛を味わうことになってしまいます。
余談ですが、弊社は3種類の防音対策工法を開発しており、最上級グレードは費用はかかりますが、
ピアノルームのように、ドライバー音だろうがほとんどの音を封じ込める手法も保持しています。
もし、競合他社が音問題で出店できない、インドアゴルフ一等地に出店したい場合はぜひ弊社へお声がけ下さい。
⑤オープン後のランニングコストを抑えることを想定した施工をしているか?
インドアゴルフは、オープンまでが勝負ではありません。
どの商売も当たり前のことですが、収支をプラスにもっていくためにはランニングコストが重要な
ポイントとなります。
特にインドアゴルフは、維持費が非常にかかると思ってほしいです。
(別件とはなりますが、多くの装置メーカー・フランチャイズ本部の収支計算に
この部分の費用が計上されていないことに、いつも驚きます)
ざっと挙げても、ショットマットの消耗交換代、プロジェクター電球寿命問題
(海外製の安いプロジェクターだと酷いと半年で毎回交換、ランプ代が5万円するなど)
スクリーンの破れ問題、防球パネル破れ・落下問題、センサー部破損問題、等々
月によっては、修繕費や修理費で30万円を超えることもありますが
全ては、最初のインドアゴルフ施工をするときに工夫しておけば未然に防ぐことが出来たのに、、ということが多いです。
他にも、様々な要素がありますが、これまでマニアックな業界だった
ゴルフバーやインドアゴルフスクールでしか広がってこなかったゴルフシミュレーターの世界が
コロナ禍の影響により空前ゴルフブームとなり、初めてインドアゴルフ施設を施工する業者さんが大量発生しています。
工務店さんとしては建築のプロとはいえ、インドアゴルフ事業に対する知見はないはずです。
よくあるパターンは、工務店の社長さんや社員の中にゴルフ好きな方やシングルレベルの方がいて
ゴルフを全て知っている、と自信をもって施工するパターンはありますが、インドアゴルフ店舗運営を
1クール7年を乗り越えた方でないと、その後、客商売として経験する苦労は未経験だと思います。
コスト問題もさることながら、オープン後のランニング費用も含めて施工しなくては
8年後、新しいシミュレーター装置を買いなおすお金がない、、、=廃業
といういつものパターンとなってしまいますので、施工業者さんの選定は注意深く、十分注意して選定されるのが良いと思います。
今回もご愛読ありがとうございました!
今後もインドアゴルフに関する業界情報を配信していきますので
よろしくお願いします。
◆ミニッツラウンドゴルフ株式会社◆
GOLFZON正規代理店
お問合せTEL:080-4608-2214
インドアゴルフ業界10年、直営スクールからジュニア日本代表輩出の実績。
24h無人店舗も全国10店舗以上直営=キャンセル待ち店舗多数。
国内初のインドアゴルフ施工専門業者。新規参入企業様の転ばぬ先の杖に
マーケットリサーチから店舗施工までワンストップでお任せください!
ご相談・お問合せは気軽にお電話ください。(^^)/