インドアゴルフ経営
お役立ち情報
コインランドリービジネスに近い=装置産業
いつもコラムを見て頂き誠にありがとうございます、
ミニッツラウンドゴルフ代表の木村です。
今回は、
インドアゴルフ事業の特性についてお伝えしたいと思います。
まず、私たちの業界はシミュレーター装置あってのビジネスだといえます。
ゆえに限りなくコインランドリーや太陽光発電などのような
【装置産業】といえます。
構図的には簡単でして
①どのメーカーのシミュレーターを採用するかを決める!
↓
②立地&物件選択
↓
③施工(新築or居抜き物件)
↓
④サービス提供開始
打ちっぱなし練習場として施設貸しだけか
or
スクール運営のみか、併設型か
↓
⑤CS=退会抑止、リピート率向上
↓
⑥8年後、再度全ての設置シミュレーター装置買い直し
(⑤に戻ってループ)
ここで重要なポイントとなるのが、当然のことながら①と⑥
内装施工金額の次に、投資額の1/3以上を占めるのが
ゴルフシミュレーター装置の購入費用となります。
装置といっても、まさにピンキリでして、Amazonや楽天などのECにて
6~25万円で気軽に購入できる装置もあれば
私たちGOLFZONのように、最高級機種では税込み1,000万円ちかい金額になる装置まであります。
では、その違いはなにか?
要所としては、
A:精度問題
飛距離問題:特にキャリーの正確性
ターゲット顧客をどの層にするか?マーケティングと関わる要素となりますが、
スコア100切り目指す方から120や初心者の方向けであれば、
計測表示されるキャリーや飛距離の数字がアバウト=安い機械でもOKとなります
ただ、安定100切りや90切り、ましてや85以下の中上級者ゴルファー向けには通用しません。
彼ら毎月1~2回はゴルフ場でプレーしているゴルフ愛好家は、すでに自身の番手ごとの飛距離や
キャリーをしっかり把握しており、今の時代ゴルフ場でも測定器を使用しながらベストスコアを狙いにいっています。
そういった方の日常練習では、アバウトな装置では困るのです。
説明は省きますが、精度の低い装置でも、比較級で練習する方法はあるのですが、、、現実厳しいです
正確な飛距離やキャリー、フェードドローも全て人間の感覚の中に入っている私たちGOLFZONのような装置がある為
ゴルファー達ユーザーの目利きも鋭くなってきています。
2023年現在においても、中級以上のゴルファーには350万円以上の価格帯のゴルフシミュレーターでないと
ユーザーの満足度を得るのは難しいと言えるでしょう。
B:ショット後のセンサー&映像反応スピード
これは意外ととても重要な要素となります
ユーザーがボールをショットした直後、スクリーンにボールが当たると同時に
その先の映像を素早く描写されないと、一気に人は冷めてしまいます。
ゴルフシミュレーターやインドアゆえに、
『やっぱりゲーム機だよね、、リアルなゴルフと違うよね、、』と言わせてはいけないのです。
その為には、打った瞬間にセンサーが人間の気づくことができないスピードで演算し
画面上、ズドーーーン!とリアルに、臨場感とスピード感溢れる雰囲気が演出されないといけないのです。
一言でまとめると、【興覚め感】ともいえます。
ムーアの法則からすれば、10年後には、安い装置でも違和感のないセンサー&描写スピードになる
可能性はありますが、現時点においては、やはり350万円以上の装置でないと厳しいかと思います。
余談ですが、
面白いことに、私がこの業界に参入した当時から同じ議論がなされていましたが、
10年経った今でも、このように同じことをこのコラムで書いていますw
ゴルフシミュレーター装置の世界には、ムーアの法則は通用しないんですかね?
ちなみに、衝撃的なのは、10年前から業界リーディングカンパニーのGOLFZON装置は
ボールを打った瞬間から違和感なく描写されていました。
歴史的にみてもGOLFZONって凄い!
C:CGの美しさ
これ、重視する業者さんやお店のオーナー多いです。
が、私は『正直不要』とまで言い切ってします。
もちろん、20年前の装置のように、ポリゴン角カクで
あまりにもしょぼすぎる映像はまずいですが、
そこそこな映像であれば、実際のゴルフユーザーにとって問題ないです。
装置を製造しているメーカー側(もっといえばエンジニア)は、どの時代も
CGの美しさをアピールしてきますが、本当に必要であれば
弾道測定器系のトラックマンさんやGCクワッドさんたちのように
ボールの前にセンサーだけ設置して、数字だけ把握する
という使い方は成立しない、という話になってしまいます。
センサーだけで3桁の金額で弾道測定器が売れ市場が形成されてきた事実から考えれば
本当に必要な要素とはいえないと思います。
(もちろん近年弾道測定器系のメーカーさんもGOLFZON側に開発を寄せてきており
別オプションにて美しいCGでバーチャルラウンドも出来るサービスが増えてきています)
まとめると、『マストではない』といった感じです。
D:少し話はズレますが、装置産業の為【減価償却】をしっかり頭に入れて
事業計画を立てること!
これは、私のコラムを愛読されてみえる方は熟知されていると思いますが、
これまで繰り返し述べさせて頂いているように、コインランドリーや太陽光発電業界で
減価償却を収支予測・予算に計上しない会社はないでしょう!
当たり前のことですが、装置の付加価値にお店の付加価値が70~80%依存している産業であれば
その装置自体の投資価値をしっかり天秤にかけて経営判断する必要があります。
例えば、誤解を恐れずに言えば
私たちGOLFZONの発売されたばかりのTWO VISIONという
世界最先端・最高級装置がありますが、立地やターゲットによっては
『オーバースペックで不要』
と言い切ることができます。
私たち販売メーカー側としては販売時に利益が出て嬉しく、大変ありがたいのですが、
購入されたtoBのお店の事業者さんの中には、
お店の料金に反映できなかったり、投資に見合った集客ができず大変苦しむことになります。
(=原価償却できない)
さらに、6~7年後には、各装置メーカーがその時代の最新機種を市場投入してくるので
確実に8年後には、再度、全打席のシミュレーター装置を買い直す必要があります。
これでは、メーカーの為に働いている構図となっています。
まさに繰り返しこの業界で見てきた風景です、さらにここ2年くらいはフランチャイズにより
スケールされる中間業者さんも増えている昨今、この危惧は増すばかりです。
コインランドリーや太陽光発電でも歴史的に繰り返し起こり続けてきた問題です。
誰が一番儲かっているのか?
減価償却・マーケティング・P/L・B/Sを武器に甘い言葉に負けないよう戦っていく必要があります。
【まとめ】
・A・Bが重要! CはA・Bがしっかりした上での付加要素
・お店やブランドのマーケティングターゲット次第で、A・B要素の求めるレベルが変わる
なので、まずはご自分のお店やブランドとして、どの顧客層をターゲットとするのか
ペルソナはだれか?を明確にされていることが大前提として必要
そこがブレているとメーカー営業マンの言いなり?となってしまう危険性あり
・装置産業であるが、8年後に、また全打席のシミュレーター装置を再購入しないといけない!
しっかりと8年ワンクール×2ターム=16年スパンで減価償却を頭に入れ
P/L・B/Sを予算構築、出店計画は入念に行うこと!
今回は以上となります、
失敗しない店づくりとなるよう、上記ポイントに気を付けて
素敵なインドア店舗を作ってくださいね(^^)/
最後に、ちょっとだけ弊社をPRさせてくださいw
多くの販売メーカーが存在する中で、私たちとご縁を頂けたならば
全力でクライアント企業様の成功する確率を1%でも上げるために、
私たちは転ばぬ先の杖として存在したいと思っています。
弊社は、GOLFZON装置を販売するだけでなく、8年ワンクール、16年かけて
大きな利益を狙いに行く、気の長い、設備産業投資型ビジネスを支援しています。
私たちは、ご縁いただいた方が長い年月の市場競争に打ち勝つ店づくりや
立地・商圏分析を行うなどサポートしております。
簡易的な立地マーケティングリサーチであれば”無料”で行っています。
(さらにコンサルティング費用10万円~お支払い頂ければ、周辺住民の人口や人の流れだけでなく
周辺ゴルファーの予測人数分析、現地視察まで行っております)
又、地域によっては私たち10年戦士のプロに運営を完全にお任せする
完全委託純投資型フランチャイズ契約もございます。(審査はかなり厳しいので予めご承知下さい)
まずは気軽にご相談下さい。
※法人のみ対象としております、個人の方からの問い合わせはご遠慮下さい。
今回も、長文最後までお読みいただき貴重なお時間頂けたこと感謝します。
ミニッツラウンドゴルフ 代表 木村優一
◆ミニッツラウンドゴルフ株式会社◆
GOLFZON正規代理店
お問合せTEL:080-4608-2214
インドアゴルフ業界10年、直営スクールからジュニア日本代表輩出の実績。
24h無人店舗も全国10店舗以上直営=キャンセル待ち店舗多数。
国内初のインドアゴルフ施工専門業者。新規参入企業様の転ばぬ先の杖に
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