インドアゴルフ経営
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シミュレーション装置のオートティはいるのか?いらないのか?

2023.06.01
コラム

いつもご愛読、誠にありがとうございます

ミニッツラウンドゴルフ代表の木村です。

 

今回は、

インドアゴルフ施設の【付加価値向上】をテーマに話をしたいと思います。

『オートティは設置すべきか、不要か?』

このご質問は、設備導入時に必ずといっていいほどある質問で

みなさん結構悩まれるのではないでしょうか?

 

私の結論は、『必要!』

でも、人口20万人以下の地方都市や、商売ではなく、会社の福利厚生や

田舎の知り合いベースで成り立つ店舗に設置するのであれば『不要』とも言えます。

 

3つの側面からお伝えしたいと思います。

シミュレーター装置オートティ設置風景

↑やっぱり便利なオートティ設置、装置メーカーの改善により10年前と比べ、最近では故障が格段に少なくなった

 

 

①競争原理からの判断

具体的には、

人口100万人以上の主要都市や東京・大阪・名古屋のような大都市であれば

オートティはもはや必須となってきています。

競合他社がひしめき合ってきている状況で、オートティがない、というだけで非常に弱い

インドアゴルフビジネスとなってしまいます。

周りの競合店もオートティがなければ、それなりに成立はしますが、もし、1年後

目の前にオートティがある店舗が新規オープンすれば、瞬く間に顧客を奪われてしまうでしょう

もちろん、価格差で差別化もできますが、減価償却レベルでお客様ひとりあたり月々350円程度しか

差がでないと思われますので、やはり、競争が激しい地域はオートティ”マスト”と言えます。

 

一方、なぜ競合の少ない地方都市や田舎では不要なのか

これは簡単で、競争がない又は少ないからです。

そして、施設の付加価値よりも、安さを求められてしまう傾向があるからです。

(投資しても投資回収できない=減価償却負けしてしまう、、、。)

余談ですが、そういった意味においては、床が動くスイングプレートも不要と言えます

もちろん、投資されるオーナーの方や経営者の方が、地域貢献を優先的に考えてみえるのであれば

投資対効果という話は薄れますので、オートティもスイングプレートも左打席もフルセットで

設置してもよいでしょう。

 

いずれにしても、都心部においては、今後ますます競争が過激になっていくことが予想されますので

今、出店時に周りにオートティ採用していない店舗が多いから大丈夫、といってオートティを設置せずに出店

そして、数年後、手の打ちようがない、、とならないよう、100万人以上の大都市であれば

必ず、オートティを設置されることをオススメします。

シミュレーター装置オートティ設置風景

↑シミュレーター装置オートティ設置風景、オートティ設置には打席周り全体を床上げしておかないといけないので、あとで簡単に追加できない=出店初期施工時に造作しておく必要がある

 

 

 

②投資効果対費用

オートティの設置にかかる費用について、弊社GOLFZON装置設置時のコストを記載しておきます。

競合他社さんのシミュレーター装置も同じような装置代だったり、設置費用だと思います。

 

※全て税抜き表示

オートティ装置:30万円

輸入費用・国内送料:本体と一緒に運ぶのでほぼ0円か数万円程度なので気にしなくていい

打席全体を底上げする施工費用:1打席@70万円~

合計:約100万円

コロナ前の原材料費高騰前であれば、床上げ施工@50万円あれば収まっていましたが

床上げに必要な万協フロアさんの支持脚はじめベニア等木材も高騰しており、@70万円以上に跳ね上がってしまっています

結論、オートティ導入=オートティ装置代というよりかは、施設全体の床、最低限打席付近全体を20~25cm床上げする費用がかかるため、

100万円追加投資が必要だと考えておいてください。

もし、3打席設置される予定であれば、100万円×3打席=300万円コストアップとなります。

総施工費の予算を2700万円で考えていたならば、3000万円に総投資額が上がってしまうという話になります。

そうなると、①でお伝えした話を度外視し、コスト優先で、オートティなしで施設をつくる

という方が増えてしまいます。

お気持ちは分かりますが、①の話と、減価償却を案分すれば

やはり、オートティは設置すべきとなるのです。

 

〔簡易的な減価償却計算〕 ※1打席店舗、8年償却にて計算

100万円÷8年÷12カ月=月々1万円程度

会員数30名の施設であれば、会員様一人あたり@350円の負担程度

お客様からすると、月350円会費が高くても確実にオートティがある店舗を選ぶ、という話です。

 

ちなみに、装置販売メーカーサイドからすれば、オプション30万円の売り上げの利益はさほどないので、

オートティありでもなしでも、どちらでも良いということになります。

それよりも、オートティ”あり”によって、総投資額が予算オーバーとなり、インドアゴルフ事業そのものをやめる

という話になっても困るので、資金に余裕のない購入者様へは

『オートティはなしでも大丈夫です、オペレーティングでなんとかなりますから!』

などという営業トークで真実を伝えず、目先の装置販売に一生懸命になる可能性もありますので注意が必要です。

シミュレーター装置オートティは必要か

↑経験不足な施工会社が施工した不具合事例、ボールが流れず詰まっており床下のオートティ装置へ供給されず装置が空回りしている、、、

 

 

③ゴルフ界も超高齢化社会を見越して

ご存じのように、全スポーツを見渡しても、75歳までそれほど大きなハンディなく

老若男女一緒に楽しめるスポーツというのは、ゴルフをおいて他にはそうそうないかと思います。

お孫さんと一緒におじいちゃんがプレーできるのも素敵な話です。

今後、冷暖房完備など快適な環境という面や、本格的にラウンドを室内で楽しめるようテクノロジーが発展していくので

ますます、インドアゴルフ利用者の年齢層も上がっていくことが予測できます。

そうした視点からも、腰を曲げるのが苦しくなる高齢者の方への配慮を考えると、オートティは必要となります。

都心と地方では、年配の方のテクノロジーへの違和感には差があり、都心部はそういった側面からも

すぐにオートティが付いているのか、付いていないのか、入会の判断基準となってくると思います。

(地方に関しては逆なので、まだ10年くらいインドア利用の高齢者の方は少数派かも?)

 

今回は、オートティを導入すべきかどうかについて、弊社の考え方をお伝えしました。

資金面の問題なども現実的にはあるかと思いますので、慎重にご検討ください。

長文最後までお読みいただきありがとうございます

貴重なお時間頂けたこと感謝します。

 

ミニッツラウンドゴルフ 代表 木村優一

 

 

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